皮膚科の豆知識ブログ

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妊娠中、授乳中の抗ヒスタミン薬

 

妊娠中に安全性が高い薬剤

 

授乳中に安全性が高い薬剤

 

妊娠中,授乳中の抗ヒスタミン薬投与は安全と考えられるが,エビデンスは完全ではないので,治療上必要とされる場合に,安全性の報告があるロラタジン,デスロラタジン,セチリジン,フェキソフェナジンなどを選択してもよい

アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2024

 

ヒスタミン薬を含めて妊婦に対する薬物治療の十分な安全性は確立していないが、現在までに我が国で承認されている抗ヒスタミン薬はいずれも催奇形性の報告はない。よって、医療上の薬物治療の有益性が危険性を上回ると判断され、十分な説明と同意の元に、場合は、第2世代の非鎮静性抗ヒスタミン薬を使用する。

そのうち、ロラタジンとセチリジン塩酸塩は妊婦の使用経験の蓄積と弱いエビデンスがある。また、理論的にはそれらの体内活性化物であるデスロラタジン、レボセチリジンも同様に安全と考えられる。

蕁麻疹診療ガイドライン2026

 

各種抗ヒスタミン薬の乳汁への移行量は5%未満であり、授乳婦についても妊婦と同様の薬剤が推奨される。

授乳婦の内服薬使用については、国立成育医療センター妊娠と薬情報センターのホームページを参照する。

蕁麻疹診療ガイドライン2026